あの時つらかったし、今もつらい

33歳、事務員。
稼ぎは底辺。
副業をこなしてどうにか日銭を稼ぐ日々。

「いつ結婚するの?」

1つ目の言葉の槍をまあまあ俊敏に交わしながら、20代後半で大学時代からのパートナーと入籍した。

「次はお子さんね」

2つ目の言葉の槍はまあまあぐさぐさと刺さりつつ、けっこうな苦労をしながら、30歳目前で息子を出産した。

「二人目は女の子ね」

知らねえよ。向こうの精子に言ってくれ。

3つ目の言葉の槍を王騎将軍の如く撃退し、まあまあな苦労をしながら、2年後無事に娘を出産した。

恐ろしいほどに鋭利だった言葉の槍は、それ以来ぴたりと止まった。

子供は可愛い。
毎日大好きだと伝えているし、あなたたちは私の宝物よと伝えている。

ただ一つだけ気をつけているのは、「私の子供たち」とは意図的に言わないようにしているということ。

間違ってはいないのだ。私が産んだのだから。
しかしどうしても私には、その「私「の」子供」という部分がどうしても引っかかる。

「子供はね、いつまで経っても私の、母親の所有物だから。」

悪びれなど全くせず、なんならいたずらに笑いながら、母は私にそう言った。
婚約が決まった頃のことだった。

いつまでも癒えない自分の傷を少しでもどうにかするために
同じような気持ちを抱えている人の支えになれるように
今日から少しずつ書いていこうと思う。

このブログは、「あなたは私の所有物」と言い放った母と私と我が子の話です。

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